Speed & Quality
 

●眼鏡レンズ
 1.用途
 2.素材
 3.屈折率
 4.コート

  @コート膜の剥離
  Aお手入れ方法

 5.カラー
  @色と光源
  
A色の退色
 6.特殊プライマーコート

 7.
製造行程
  
@成形工程
  
A染色〜仕上がり迄
 8.レンズ面
  
@球面レンズ
  A非球面レンズ
●メニモHEVカット
●ブルーライトカットコート
●アメイジングコート
●イーグルビュー
●スノービュー
●偏光レンズ
●被写界深度延長設計
●ロータスコート
●Heat Guard Coat
●リフバックUVコート
●ESENCIAコート
●IRブルーカットコート
●SPLASHコート
●お薦めレンズ
 1.グラデュアルシリーズ
 2.エスペランスシリーズ

 3.メリウスシリーズ
 4.クインセシリーズ
 5.ルーミンシリーズ
 6.スポーツRSシリーズ
 7.FZシリーズ
 8.サポートレンズシリーズ
 9.GZシリーズ
 10.インフォーク

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
“眼鏡レンズの事”ご存知ですか?
用 途
 

レンズは大きく分けて「3つに分類」できます。

自分が必要とするレンズを、上手に使い分けられる事をお薦め致します。

 
●単焦点レンズ
遠視、近視、乱視、老視の、どの視力補正にも用いられる、一般的なレンズがこれです。
 
●多焦点レンズ
老視の方が一つのメガネで「遠くも近くも」見えるように補正するのがこのタイプです。
また、そのレンズは構造により、「累進屈折力レンズ・バイフォーカルレンズ・トライフォーカルレンズ」等に細分化されております。
 
●特殊機能レンズ
白内障術後用のキャタラクトレンズや曇り防止コートを施した防曇レンズ、魚釣り等に用いる偏光レンズ等があります。
 
素 材
 
プラスチックとガラスの二種類に分類され、現在の主流はプラスチックとなっています。
 
【プラスチック素材の特徴】

●軽い(ガラスの約1/2の比重)

●割れにくい(安全性の高さ)

●染色できる(ファッション性)
 
【ガラス素材の特徴】

●キズが付きにくい(プラスチック比)

●厚みが薄くなる(プラスチック同屈折率比)
 
屈折率
 
学生の頃に習った憶えがありますよね。

難しい説明は抜きにして、眼鏡レンズにおいて屈折率は『レンズの厚み』に関係があり、屈折率が高い方が厚みの薄いレンズとなります。
 
コート
右のコート名にポインターを合わせて下さい
上の画像に丸いレンズを置いた時の透過率
の差をイメージできます
 
キズを軽減させたり、レンズの透過率を向上させる為に、レンズの面に施すコーティングの事で、一般的には、次の種類になります。

※透過率が高い程、すっきり見えます!
 
【プラスチックレンズコート膜に必要な知識】
●反射防止コート膜の剥離
●お手入れ方法にご注意!
【プラスチック】

《参考透過率》

92%
98.5〜 99%
【ガラス】
 
98.1〜98.3%
98.5〜99.6%
 
反射防止コート膜の剥離
 
眼鏡レンズはこの数年の間で「ガラス→プラスチック」へ大幅に移行しております。
そして“より薄く・より軽い”レンズの開発が更に進みレンズ素材の高屈折率化が加速しています。

それに伴い反射防止コートの高屈折率化が必要となり、レンズとコート膜の屈折率の違いにより生ずる干渉縞をより少なくする事や、キズ付きにくくする等、たくさんの工夫がなされています。

◆それでは“何故コート膜が剥離”するのでしょうか?
その多くの原因は、レンズ面に入ってしまった「キズやクラック現象」によります!

1.使用上において発生する何気ないキズ!
メガネ拭きで汚れを取り除く際に、レンズ面に砂埃が付いているのに気付かずそのまま拭いてしまい、目に見えない程の細かいキズが
入ってしまった・・・。

 
2.熱によるコート面のひび割れ(クラック)現象!
  @サウナに入る時、目が悪いのでメガネを掛けたまま入ってしまう。
  
  A真夏に海水浴に出掛け、メガネを外して車内に置いておいた。
  
  Bバーベキューや焚き火をした時に発生する輻射熱。等々

  クラックが発生したレンズは最終的にコート剥離を起こしてしまいます。
  (クラックの確認方法は、蛍光灯等でレンズを透かして見ると直ぐに分かります)
 
3.メガネ作製に使う玉摺り機の高速化!
  短時間でフレームの玉型に仕上げる為、レンズに対する圧力(負荷)が強まり、目に見えない程の細かいクラックが発生している・・・。
 
お手入れ方法にご注意!
 
メガネを洗浄される際には中性洗剤を使用して下さい。

誤って【酸系】や【アルカリ系】の洗剤を用いた場合、キズやクラック等が入っているレンズではそこから洗剤が染み込み、レンズ素材とコート膜を浸食し、膜剥がれを誘発する可能性があります。また、市販されているメガネ洗浄剤の中には、レンズ関係者からすると『えっ』と思うような取扱説明の記載があるものもあり驚かされます。

色々な場面で今まで何度も話してきた事ですが、メガネ洗浄には『食器洗い用の中性洗剤』をお薦め致します!
 
◇身近な酸性、アルカリ性製品◇
 
酸 性
PH

アルカリ性

PH
化粧品
4.5〜6
化粧水(某メーカー)
9〜13
醤油
4.6〜4.8
重曹水(ソーダ水)
8.3
ソース
4
牛乳
8.3
ビール
4
石鹸水
10
2.2
ガラス・換気扇用洗剤
11〜13
スホーツドリンク
3〜4
カビ取り剤
10
ワイン
4
ワイン
9
トイレ用洗剤
3
洗濯洗剤
11
酸性汗
6
アルカリ汗
8
白髪染め
5
パーマ液
9
ヘアマニキュア
2〜4
ヘアカラー
10〜11
リンス
2〜4
ブリーチ(髪脱色剤)
12〜13
トリートメント
4〜5
シャンプー
5〜6
 
※上記は一般的な物です、メーカーや商品により逆転する事もあります!
 
PH
弱酸
中性
弱アルカリ
アルカリ性
 
 
3未満
3以上6未満
6〜8
8以上11未満
11以上
 
 
◆ワインは成分的にアルカリ成分であるが、酸性と言う見解もある。

◆汗には酸性汗、アルカリ汗とがあり、一般的に健康な人が運動して出る汗は酸性、不健康な生活をしている場合にはアルカリ性の汗を
かきやすくなります。アルカリ性の汗には、多量のミネラルが含まれています。このため、塩分が肌の表面に付着していると思ってください。

◆化粧品、石鹸などの人間の肌(PH6前後)髪に触れるような物は、近年アルカリ性から酸性へ移行しつつある。
反面、某メーカーの化粧水は逆を売りにしているところもある。 (酸性化粧品は肌を引き締める、アルカリ性化粧品は角質を落とす等々)
 
カラー
 
レンズに色を付ける事は、光を減光させる意味(サングラス的要素)だけでは無く、ファッション性を高める為の大きな要素となります。
 
【プラスチックレンズカラーに必要な知識】
 

●色と光源

 
●色の退色
 
【プラスチック】
●アリアーテカラー
  ファッション性豊かなカラーバリエーションの中からお選び下さい。
  尚、商品によっては対応できない色もありますので、店頭にてご確認下さい。
 
●見本カラー
  選ばれた眼鏡に組まれたレンズカラーを見本として染色致します。
  尚、商品によっては対応できない事もありますので、店頭にてご確認下さい。
 
【ガラス】
●商品により、製作できる内容が異なります
  ※店頭にてご確認下さい。
 
JIS規格とカラーデータの詳細はレンズガイド資料をご覧ください。
 
カラーが変化!?
 
人が目で見る色は、光が反射した時の固有の波長を認識した結果という事をご存じですか?

例えば、“赤”は赤い色の光を反射して、他の色を吸収してしまうから赤く見えるわけです。

そうすると、その色を反射する光によっては、色の「見え方が異なるのは当然の事」とお気付きになられたと思います。

それでは光にはどのような種類があるのか、身近なものでご説明致しますと、

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1.自然光 :  これは皆様もよくご存じの「太陽光」の事です

2.人工光
  @ 三波長蛍光灯 : 家庭で使われる一般的な蛍光灯
  
  A 白熱灯 : 家庭で使われる一般的な電球
  
  B 水銀灯 : 体育館や野球場等で使われる
  
  C 昼白色蛍光灯 : より自然光に近い光を再現した蛍光灯
----------------------------------------------------------------------

等が有り、それぞれの光下で見える色は微妙に異なる事になります。

最近では、この光の特性(演色性)を利用した家庭用の蛍光灯も発売されていますね。

それでは、プラスチックレンズカラーとして、具体的な例を下記に示させて頂きます。
 
【グレー系50%全面では?】
●自然光・昼白色蛍光灯

これが色を見る(判断)為の基準となっています。
※ティーエスエル(伊藤光学)では、昼白色蛍光灯AAAを使って色の検査を行っています。
●三波長蛍光灯

やや緑が強くなって見えます。
●白熱灯

やや赤が強くなって見えます。

●水銀灯

やや青が強くなって見えます。

 
◆上記はイメージ画像であり、人によっても感じ方が多少異なりますのであくまでも参考としてご覧ください。
 
カラーが抜ける!?
 
プラスチックレンズのカラーは、“紫外線や温度等の影響”により、色が『うすくなったり・変わったり』するのをご存じでしょうか?

これらの事を『色の退色』と言い、素材や染色剤の違いによっても様々な状況となります。

レンズはフレームに組み込まれてから使っても使わなくても、常にこれらの影響を受け続けている事をお忘れにならないで下さいね。
 

◆色の退色イメージ◆
例:グレー系50%全面


購入時
色の退色後


 
◆上記はイメージ画像であり、人によっても感じ方が多少異なりますので、あくまでも参考としてご覧ください。
 
特殊プライマーコート
 
米国FDA規格
ドロップボールテスト
イメージ画像
プラスチックは安全面に優れた割れにくいレンズですが、それをさらに向上させる特殊コートがプライマーコーティングです。でも、過信は禁物です!!
プライマーコートは米国FDA規格ANSI Z80.1-2005 6.1.1.1をクリアしています!
※16.2gの鉄球を127cmの高さから落としてもレンズが割れない事。
製造工程
 
◆成形
世代に合ったレンズの追求。
In Pursuit of Lenses for Every One and Every Generation.

 ガラスからプラスチックへ。

軽くて割れにくいレンズを求め眼鏡レンズはプラスチックレンズに主流が移りました。

一点の傷もない無色透明なレンズ、紫外線をカットするレンズ、遠近両用に対応するレンズ、目に優しく、より軽く、薄く、安くをテーマに常に新しい製品の開発を続けてきました。

私たちは今、世界最高屈折率(ne:1.74)のレンズをはじめ、非球面レンズ、球面レンズ、更には累進レンズ等多品種のレンズを設計・製造しております。

あらゆる世代・条件に即した、快適・安全・安価な高品質レンズを提供することで社会に貢献していきます。

 
 
◆度の付いたレンズ基材を製造する工程で、球面レンズ、非球面レンズ、
高屈折率レンズ、累進屈折力レンズ等の成形を行っています。
モノマー
調合
注入
重合
離型
洗浄
Lens
monomer
Mixing
Injection
Curing
De-molding
Cleaning
外周加工
洗浄
外観検査
アニール
度数検査
レンズ
Edging
Cleaning
Cosmetic
inspection
Annealing
Power
inspection
Lens
material
                       
※各工程にポインターを重ねると、ご紹介できる工程の画像が表示されます!

 
◆染色から仕上がり迄
快適な眼鏡ライフを提案する。
Life of Comfort in Spectacles.

眼鏡レンズのコーティングを国内で初めて実用化したのは私たちでした。

それ以来、プラスチック眼鏡レンズの表面硬度向上(ハードコート)、反射防止(マルチコート)、耐衝撃性向上(アルファーコート)、撥水加工、汚れ防止、紫外線カット、赤外線減光処理など世界最先端のコーティング技術の開発によって、常に業界をリードしてきました。

伊藤光学グループの中核をなす眼鏡レンズ部は、コーティングという技術を通して、レンズにさまざまな機能を与えます。

 
 
◆染色注文の製造工程で、たくさんの作業が必要なのがご理解頂けると思います。
生地
洗浄
染色
洗浄
ハードコート
検査
Lens
material
Cleaning
Tinting
Cleaning
Dipping
coating
Inspection
硬化
洗浄
凸面
真空蒸着
凹面
真空蒸着
検査
パッケージング
Pre-curing
Cleaning
Convex AR
vacum coating
Concave AR
vacum coating
Inspection
Packaging
                       
※各工程にポインターを重ねると、ご紹介できる工程の画像が表示されます!
レンズ面
 
【球面レンズ】 Spherical Lens

1.レンズ面が球の一部からなることによりこの名称があります。

2.光学的には、非点収差が大きく低カーブにできず高カーブになるため、結果的にレンズは厚くなります。
  また、歪曲収差のために周辺が歪んでみえます。

3.従来からあるレンズタイプなので、短時間でメガネに順応できます。

4.価格は一般的に低めとなります。

◇近視用レンズ
・歪みイメージ画像
◆遠視用レンズ
・歪みイメージ画像
 

 
【非球面レンズ】 Aspheric Lens

1.レンズ面の少なくとも一方が楕円面、双曲面、放物面などの二次曲線からなるレンズの名称です。

2.光学的には、非点収差が小さくなるので低カーブにでき、レンズ厚も薄く、その結果軽くもなります。
  また、歪曲収差も軽減されるため周辺が歪んでみえません。

3.球面レンズから非球面レンズに変えた当初は周辺の見え方が異なり、メガネの順応期間が必要です。

4.価格は一般的に高めとなります。
 
◇近視用レンズ
・歪みイメージ画像
◆遠視用レンズ
・歪みイメージ画像
   

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